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2017年8月11日金曜日

トゥルーピーク

トゥルーピークというのは

文字そのままで真実のピーク

音量は上限越えて無いようでも

実は超えてるようなピーク



デジタルの場合

音を1秒間に細かく何回も測定して

デジタルデータに変換してるのだが

この測定ポイントの隙間でピークを出されると

デジタルでは測定できないトゥルーピークが出来てしまう



本来、音自体はアナログの物なので

1秒間に何回とかそういう上限はなく

滑らかにどこまで拡大しても変化していってるもの

なのでこういうことが起こってしまう



わかりやすい図があった


デジタルでは上限が0dBを超えてはいけない

それを超えるとパチっとノイズが入ってしまう

そうしないようにリミッターをかけるのだが

上の図の黒丸が測定ポイント

測定ポイントの間で0dBを超えてしまってる部分が赤いとこ



これを防ぐには単純にデジタルの測定ポイントを増やすしか無い

そういうわけで

最近のリミッターにはトゥルーピーク対応の物も増えてきた

実際僕もトゥルーピーク対応の物を使うようになった



さて、これで安心、、、とは行かないw

さあ、このオーディオデータ

曲作りでトゥルーピーク対応のリミッターを使ってるので

0dBを超えてはいない

しかし、ここ最近はMP3に変換することが殆どで

その変換の過程でクリッピングノイズが出てしまうようだ

しかも圧縮率が高いほどクリッピングしやすい

レートが高いmp3ならそこまで変化ないみたいだけどね



んで、それを防ぐには

絶対安全圏なのがトゥルーピークで-3dB

よほど高圧縮しないのであれば-1dB


MasterCheck | Media Integration, Inc.

とある



上限を-3dBにしちゃうのはそれだけ音量下がるってことだから

僕は上限を-1dBにする

だいたい大丈夫だろうw



音データを扱うのもなかなか面倒なことだw

そして、このトゥルーピーク測定プラグインで無料のやつがある

ラウドネスメーターの

Youlean Loudness Meter

Youlean Loudness Meter - Free VST, AU loudness measurement plugin


ちゃんとした国際基準の音圧も測定できるかなり凄いやつ

トゥルーピークが最大いくつで

どこに出てるかグラフでも見れる

海外のフォーラムで選ばれるぐらい優れもの



これを使うとちゃんとした国際基準の音圧を

測定できるのでかなり助かるw

LUFSってのが音圧

Short Termってのが短い時間での音圧

これがだいたい目安

Integratedってのが全体の平均

その下のLoudness Rangeってのが

最小と最大の幅



これは放送の方の基準なので

曲作りはそこまで気にしなくていいけど

ポップスやロックなら、だいたい-10LUFSぐらいが世界標準

頑張っても-9LUFSくらい



右上のグラフの方で

Mってのが瞬間音圧

その下のSってのが短時間音圧

TPはトゥルーピーク



後は頑張ってネットで調べるんだw









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