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2015年3月30日月曜日

Ableton Live 簡単なMS処理の小ワザ

なんとなくやってて見つけた小ワザ



最近MS処理というのもよく聞くし

そういうプラグインも増えてきた

MS処理を簡単に言うと

ステレオ音声を

真ん中だけのMid、両側のSideに分けて処理をすること



通常、真ん中に音が集まりやすいので

両側をイコライジングしたり音量を上げたり

そうすることで音の広がりなどが上がる

また、ボーカルの入るであろう

真ん中の中音部分をちょっとイコライザで下げたりね



これを簡単にやる小ワザ

Live標準のEQでもMS処理をサポートしてるが

ちょっと使いづらい

また、高性能MSイコライザなどを持ってない

いつも使ってるお気に入りのイコライザでMS処理したい

などの方にオススメ!



まずは適当なオーディオトラックを用意



複数トラックで作業してる人は

グループ化でまとめるなり

ルーティングで1つのオーディオトラックに集める

そこにオーディオエフェクトラックを入れる




これね




そして、左の真ん中のボタン押して出てきた小窓に




このUtilityを2つ入れる




こんな感じでチェーンってのが2つできるはず




まずは上のチェーンのUtilityのWidthを0%に


これで、上のチェーンはMid成分となりモノラルになる



もうわかったと思うが

下のチェーンは200%に


これで、下のチェーンはSide成分のステレオとなる

チェーンのとこのソロボタンを押してみれば音でわかる



あとは、このチェーンに好きなMS処理

イコライザなりコンプなり、サチュレーターなり

なんでもござれw

間違えちゃいけないのが

M(上のチェーン)はモノラル

S(下のチェーン)はステレオ



わかりやすく

WavesのV-EQ3を入れてみた


上がモノラルプラグインで

下がステレオプラグイン



最初に書いたように

音量の小さめなSideを上げたほうがMSの意味があるので

下のS側、ステレオで余分なSideの低音が締まるようにハイパスでカットしたり

色んな周波数上げてみてから

上のモノラルで微調整



この方が慣れ親しんでるイコライザでやりやすいw

いかがだろうか?




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