楽天

2013年9月17日火曜日

Ableton Liveの小ワザ その2(追記)

AbletonLiveのちょっとした小ワザ

前のはこっち

ill effects of nightwalker- Ableton Live フリーズを使った小ワザ(追記)



今回はシンプラーを使った小ワザ

シンプラーを使えばモジュラーシンセ的というか

手作りシンセのような事が出来るのです



昔は金が無いのでシンセプラグインあんまり持ってなくて

シンセ代わりによく使ってた



これがシンプラー


好きな波形をドロップすれば

その波形に音階を付けて出すシンプルなツール



ここに「ピー」とか「プー」とか「ポー」という

いわゆるシンセの音作りの元になるサイン波、矩形波、三角波を入れてあげれば

簡単にシンセになってしまう



とりあえずネットで見つけたサイン波のサンプルを入れてみた


ADSRはついてるし、フィルター、LFO、グライドもあるので

これだけでひと通りのことは出来る

ベロシティーも鍵盤の押し具合からどれくらい反映するか%で決めれる



頭とケツも決めれるので

好きなサンプル読み込ませて好きなとこを指定すればいい


また、途切れないようにしたければ

ループにして頭とケツをクロスフェードさせて

継ぎ目を分からなくすればいい



シンプラーの便利なとこは

波形なら何でも読み込むので

作りたい音にイメージが近いやつを読み込ますことができる

だから音が作りやすい

もちろんリアルな生音系がやりたかったら

どっからか波形をかっぱらって、、、ゲフンゲフン

お借りしてくればwいいと思う



曲で三味線の音や、中国の二胡の音がほしい時などに

波形をサンプリングして突っ込んで使ったりした

結構リアルな生音系の楽器として使える



シンプラーでまずやらないといけないのがチューニング

見つけた波形がちょうどC(音階で言うド)とかいうことは

まれにしか無いからw



が、シンプラーはサンプリングに音階をつけているので

原音からあまりにも音程が離れると変な音に聞こえてくる

なので、シンプラー内でいじくって合わせるのはあんまりよろしくない

そんな時は、midiエフェクトのピッチでトランポーズさせて

サンプルがちょうどCになるように上げ下げしてあわせる

微妙なズレはピッチでいいがw



多分こっちのほうが元の音から変化が少ない気がするが

シンプラー内のトランポーズ上げ下げのが楽だからそっちでもいいかも

好きな方でやればいいw



(追記)『チューニングの仕方』

チューニングが合ってないとは

他のちゃんとした音源のドの音と

シンプラーのドの音がずれた状態を言う

これを合わせるにはピアノ音源がちょうどいい

シンセだと過激な音だったり変化していく音だったり

聞き取りにくい

なのでシンプルなピアノを基準とするのがいいかんじ

まずもう一つmidiトラック作ってピアノ音源を立ち上げる

そして、延々と『ド』の音が出るように打ち込んでループ

それを再生しながら

シンプラーの『ド』が合うようにピッチを上げ下げしてあげればいい





で、合わせてみた


ピッチが3ずれてた



更にここからがAbletonLiveのすごいところ

エフェクターは好きなだけあるので

どんどん放り込んでいくw



とりあえず、LFO付きのオートフィルタと、ディレイと、リバーブ


えらいこっちゃになるwww

アルペジエーターとかもあるので入れたければどうぞ



そして全部選んだ状態にして

上のタブを右クリック、「グループ」を選択

まとまって一つになった


部品が集まって一つの音源になったイメージ



また常に見ときたいパラメーターは

8個までマクロツマミに登録できるので

ツマミウネウネしながら演奏したい人はそこに登録すればいい



こんなかんじ


もちろん外部プラグインでも放り込めるので

頭がシンプラーである必要性もない

フリーのシンセでもエフェクターでも何でもいい



これを保存しとけばいつでも呼び出せるし

また新たにインストゥルメントラックを呼び出して

その中に音源を放り込んでいけば

簡単にレイヤーサウンドが作れる


左側の一番上が今作ってたやつ

その下に80sなんとかいうPADとCherisなんとかいうPADを重ねた

同じ音源をピッチずらして重ねて厚みを出したりとか

アタックが速い音と、遅い音を重ねて徐々に変化していく音作ったり

その辺が色々出来る



まぁ、色々遊べるとw

AbletonLiveやばい!

超やばい!








Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...